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2015年5月 7日 (木)

認知症患者さんの住む世界

私たちは、日常生活を送るうえで特別意識しなくても、時間の流れや、自分がどこにいるか、また、過去にあった出来事などを覚えておくことができます。

これらの機能の重要性は、日常あまり気にされることはありませんが、認知症患者さんのように、これらの機能が失われてしまうと日常生活をおくることが大変困難になります。


自分のいる場所がわからなくなる(場所の見当識障害)
行ったことがない場所に、地図も持たずに出かけるようなものです。
どっちに行って良いか全くわからず、迷子になってしまいます。

時間が分からない(時間の見当識障害)
今が朝なのか夜なのかもわからず、時計を見てもすぐに何時だかわからなくなってしまいます。
日付も季節もわからず、適切な服を選ぶことも難しくなります。

記憶障害
ある時を境に、新しい記憶がインプットされにくくなっているため、極端に言えば最後に覚えたことが最新の出来事です。
2010年までの出来事までしか記憶になければ、患者さんにとって今は2010年となってしまいます。
2015年の今に5年分タイムスリップしたようなものです。

理解能力の低下
周りの人の会話についていけなくなり、何を話しているのかわからなくなってきます。


おそらく、ある程度しっかりした認知症患者さんは、言葉も場所もわからない外国に、突然タイムスリップして混乱している状態に近いのではないかと考えます。

http://kumeiin.jp/

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