介護保険申請時の調査員対策
タイトルからすると、ちょっと後ろめたい雰囲気もありますが、内容はそんなことありません。
介護保険申請を行う上で主治医意見書とならんで重要なのが、調査員による訪問調査です。
調査員の訪問時に結構困るのが、患者さんが頑張りすぎて、症状が軽く見積もられてしまうこと。
これ、結構多いのです。
患者さんに張り切るなと言ってもなかなか難しいので(一応、いつも通りにしてねとは言っておいてもいいと思います)、そんな時どうするかをお伝えします。
基本的には、主治医意見書を書いてもらうときに医師に伝えた内用をそのまま伝えれば大丈夫です。
それに加えて
①介助などにかかる時間に加えて、見守りにかかる時間も伝える。
②精神的負担について伝える。
③患者さんの前で言いにくければ、席を外してもらう。
④既に利用しているサービスで不満があれば、不満な点について伝える。
⑤頑張ればできるが、普段はしていないことについては、していないと伝える。
特に、患者さんが張り切ってしまった時には、しっかりと⑤を伝えましょう。
本人ができると主張しても、「普段は行っていません」と伝えてください。
出来るかどうかではなく、行っているかどうかが大切なのです。
介護度が1つ違うと、結構負担が変わりますので、しっかり対策しましょう!
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